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変化していく、進化していく

今回のセッション
演奏した曲
If I should loss you
There is no greater love
On green dolphin street
It could happen to you
Now's the time

セッションに行くたび感じることがあります。
ジャズはその都度違う演奏になって大変面白い音楽だと思うのですが、あまりにジャズの様式が確立されすぎているのではないか、と。
もう既に、ジャズはその来歴を飛び越えて、ヘタをすればクラシックの一領域に収まってしまいかねないほど理論も方法論も出来上がってしまっていると。
基本リズムはチーチッキ、チーチッキの4ビートだし、この曲のときはここはこうやるのが定番でとか、お決まりのイントロとかエンディングとかも結構あったりして、なんだつまらん、と思うことも時にあります。
そしてそれは特に日本のアマチュアの中で顕著なのかもしれません。
ニューヨークには行ったことがありませんが、ニューヨークで演奏されている最先端のジャズミュージシャンの演奏をメディアを通して耳にする時感じることは、自分が日頃行くセッションとはえらく乖離しているな、ということです。

もっと進んでいる、もっと今日的、即時的。

それはプロとアマチュアの違いだけではなくて、日本人の様式、秩序を重んじる、謙虚が美徳とされる、そういった特徴が、イマイチ自信をもちきれないアマチュアの現場では強く作用して、お決まりコースが出来上がってしまう結果なのだと思います。自分自身ももれなくそういった中の一人だということを自覚しています。
管楽器の方などは、自由度高くちょっと新しめの曲を、8ビートやファンクな感じで演奏することも多いですが、
どこか自己満足臭が漂う気がします。自分がピアノトリオ志向だからかもしれませんが。
 
今回のセッションでは一人ずば抜けて自分の世界をもっているピアノの人がいました。まだ若い男性で、少しはプロ的な活動もしているようですが、本当に基本的な押さえ方を教えてもらっただけで、あとは現場に通いつめて身に着けて行ったということ。バップが弾けなくて、と笑っていましたが、弾けなくていいのではないかと思いました。バップを消化してしまえるならともかく、消化不良おこしてアップアップしているくらいなら、弾けない方がまだましだ、と思います。軽く50年以上も前のことをやるよりも、どんどん新しく、自分の音を開拓していったほうが、それは即ちジャズということなのだと思うのです。

自分はどういう風に弾きたいのか。それを自由に表現できるようになりたいものです。
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