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阿佐ヶ谷ジャズストリート、再び

 今年で20歳!という阿佐ヶ谷ジャズストリートに行きました。誕生から2,3年した頃から、ストリート会場(無料)を見に行くことは何度かありましたが、数年前、急に山下洋輔を聴こうと思って金曜の夜にパブリック会場(要チケット)を訪れて以来、このイベントの真の楽しさをひしひしと感じるようになりました。
 数年前は金曜日だったこと、今回は多忙を極める一週間だったこと、そしてジャズピアニストの佐山雅弘氏が土曜日に出演するということ、などから土曜日の夕方から出かけてみました。
 
 またまたチケットを購入したテント前でタイムテーブルをにらんで、おおまかな予定をたてて、まず最初にそのバンド名が気になるジャパニーズジャズメッセンジャーズを聞きに小学校の体育館に。目当てのバンドの前の人達がまだ演奏中の中にはいると、女性ボーカル豊田チカさんのMCの真っ最中。何人か子供さんを育ててきたらしく、(まだ途中だと思います)3年ほどジャズの仕事を休んでいる間に童謡に接することがあって、そこからこの曲を歌います、といって始まったのは"月の砂漠”でした。しっとりしているのだけれど、ジャズのエキスがつまっていてなんとも素敵なアレンジに聞き入ってしまいました。途中で曲名は忘れてしまいましたが、有名なジャズナンバーがはさまって、月の砂漠でまた終わっていく。
 この豊田チカさんという方、最後の曲ではヴォーカルでここまでスキャット、アドリブ自在な人は見たことないくらいのヴォーカルを聞かせてくれました。凄いよね、のヒトコトです。今まで知らない人をこういう形で知ることができるので、楽しいのです。
 
 続いてジャパニーズジャズメッセンジャーズが始まりました。小林陽一(ドラム)ひきいるジャズメッセンジャーズもどき、などと言ったら怒られそうですが、アート・ブレイキーばりの太鼓っぽいドラムは終始ごきげんで楽しいステージでした。オリジナルの”大丈夫”という曲はなかなか良かったです。ジャズストリートに来なかったら、もしかしたら一生聴くことがなかったかもしれません。最後はチュニジアの夜を演奏してくれて、りあるジャズメッセンジャーズでなくても満足でした。本家にはメッセンジャーズを名乗る許可をもらっているらしいです。

 本当はこの後アメリカ人のイケメンピアニストを聴く予定だったのですが、時間が押してしまっていたので、迷わず南佳孝&佐山雅弘の会場である久遠教会へ。同じ目的の人が皆わきめもふらず猛進していく姿は本当にこのイベントのある意味醍醐味なのではないかとおもいました。そういう私も完全にその中の一人だったのですが。
 
 久遠教会は、20年近く前に知り合いの結婚式に招かれて行ったことがありましたが、当時よりずっと綺麗に新しく作りなおされていて、教会らしく居心地のよい場所になっていました。
 佐山雅弘氏にばかり気を取られていましたが、南佳孝をここで聴けるって凄いことなのじゃないの、と超満席の会場内を見回してみてから気が付きました。私が若い頃にはもう中堅どころのミュージシャンで、アイドルに曲を提供したりしてる人のイメージが強かったのですが、詰めかけている人達はどうみても60前後のリアルタイム佳孝ファンが多そうに見受けました。
 満を持して、南佳孝氏入場。続いてピアニストも。え、佐山雅弘って、あんなに痩せてたっけ?え?っと思っていると、南佳孝さんから『佐山さんは体調を崩して急遽入院中です」というお知らせがあり、代わりに古川初穂さんというピアニストが紹介されました。一度聞いてみようと思って来た私は軽くがっかりしてしまいましたが、他の人達はあまり意に介さないようで、熱心に南佳孝の話に聞き入っていました。
 ビリー・ジョエルの素顔のままで、から演奏は始まりましたが、ほとんど知らない状態で、いわば初めて出会った南佳孝はなんともいえず、発光していました。なんというかオーラをまとっている人で、さすがに40余年の長きに渡って音楽業界でやってきただけのことはあるのだなぁ、と演奏と関係ないところで感心してしまいました。MCも手慣れたもので、最近見た映画や小説の話をしていましたが、”悪童日記”が面白いこと、原作者が好きで、三部作になっているので読んでみてくださいなどという話を聞いていると、ラジオを聞いているような気分になりました。演奏はさすがに上手でした。


 
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小金井ジャズフェスティバル

 台風19号の進路が危惧されている週末、小金井ジャズフェスティバルというイベントに行きました。
 
 昨年、今頃の時期に自転車で練馬区方面から頻繁に小平、小金井あたりに自転車で訪れていた時にそういうイベントを開催している事を薄っすらと認識したのですが、その時はまだ引っ越しの目処もたっていなかったし、正直あまり期待できるものでもないのでは、という気持ちでした。私の中で小金井はまだどこか、微妙に中央線文化から弾かれた場所の印象だったのです。
 そういえばそんなイベントがあったな、と調べてみるとなんと出演者の筆頭に荒巻茂生(b)さんの名前が。だって、無料イベントでしょ?荒巻茂生を無料で聴けるなんて、あまりないでしょう、とびっくり。
 久しぶりにプロの演奏を聴ける、と思って夕方の時間に合わせて会場へ。とても綺麗な声の女性ボーカルの方とギターの若者がジブリにちなんで’優しさに包まれて’を演奏している最中で、ぼーっと聴いているうちに終わりました。
 ちょっと早いのかな?と思っているうちにもう荒巻茂生さんがベースを背負ったままステージに向かっていき、ささっとセッティングを始めて、ギターの御大光井靖さん、ドラマーの廣江靖さん、ピアノの岡恵美さん、とそれぞれ持ち場に。田山ひろみさんという迫力あるボーカルがメインだったのですが、一曲目は楽器陣だけの演奏。ベースとドラムのブレないグルーブにピアノとギターがからまって、楽器陣が調子を合わせて演奏の士気を高めていっているように思いました。あまり音響的に恵まれてるとは言えないなかで、流石な演奏でした。後、なかなか個性的なボーカルの方が登場して、主にデュークエリントンの曲を演奏していました。
 途中で帰る人ももちろん普通にいましたが、とても聴き応えのあるステージだったと思います。いかんせん、音響をもう少しなんとかできなかったか、とは思いましたが、久しぶりにジャズのステージを見たぞ、聴いたぞ、という気持ちになりました。音楽はやっぱり、いいですね。

ビジー・アデール

  あまりに久しぶりなもので、途中で送信してしまいました。

 気がつけば10月になり、今夜は(日付はかわりましたが)皆既月食でした。家の近く、小金井公園で家族と天体ショーを見てきました。偶然夫の誕生日と重なって、ちょっとした忘れられない夜になりそうです。
 じわじわと欠けていく月を見ながら公園まで自転車を漕いで、芝生に腰を下ろした時は、半分以上がうっすらと月は影に覆われていました。上部に白いところを残した状態になったところは何だかお菓子の鈴カステラにそっくりでした。やがて影はほぼ月全体を覆いましたが、想像と違って真っ黒にはならずに、くすんだ赤銅のような色になり、むしろ月がとても立体的に見えて、ああ本当に球体なんだな、と妙な感心をしたのです。なかなか面白い経験でした。

 最近久しぶりに気に入ったジャズピアニストがいます。ビジー・アデールというアメリカ人で御年70超えの筈ですが、とても女性らしい演奏をする人で、たまたま入手した彼女のコピー譜を弾いているうちに平易に聴こえる演奏が実は大変高度な物であること、にも関わらず聴くものに少しも難解な気分にさせないところにとても惹かれて毎日彼女のコピーを弾いています。長いことナッシュビルでミュージシャンとして活動していて、日本には数年前に初めて紹介されたらしいのですが、その時のj-popのジャズアレンジも良いのですが、やはりスタンダードが素晴らしいと思いました。長年彼女の中に蓄積された経験や感性が滋養のように滲みでてくる演奏は、男性には出せない味わいと思えます。ずっとお元気で活動して頂きたいものです。

http://www.youtube.com/watch?v=MudDfREGKOc

ビジー・アデール

 実に久しぶりのブログです。日常が忙しく、

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