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セッションが楽しい!

 ジャズのセッションに通い始めてだいぶ経ちます。ここのところまた少し間が開きながらの参加になってしまっています。
 どうしても、日常の雑然とした流れの中からそこへ行くのが大変に感じられることが多くて行かないでいること、それから、やみくもに参加するのをちょっと抑えて、何か自分に足りないものを補いたいという思い、などで間を開け気味にしていました。足りないものは、ともかくジャズを聴くこと、自分がどういう風に弾いていきたいのかということをしっかりと見つめること、この二つだと思い折りに触れてその努力をしてみました。というと、大袈裟なので、なんで自分がジャズを好きなのかを再確認してみた、と言う事でしょうか。
 その答えの一つが、ビル・チャーラップの演奏の中にありました。ニューヨークで活躍する白人ピアニスト。ニューヨークトリオとして日本ではビーナスレーベルからCDが出ていますが、それも素晴らしいのですが、私はビル・チャーラップトリオとしてのCD(こちらはブルーノートです)の方がこの頃は好みです。ともかくピアノがそのままボーカルになっているような人で、ほんとうにスタンダードの名手だなぁと思います。上品でチャーミング、小粋。彼の演奏を聴くと、ああ無理に黒っぽくすることもないのかな、と少し気楽に思えるのです。黒人のジャズジャイアンツは、あまりに素晴らしくて、あまりにかけ離れすぎていて、お手本にするには私には取っ掛かりがなさすぎるのです。
 ビル・チャーラップにブルージーさがないとか、簡単だとかいうわけではなくて、単純に曲を楽しむという感覚を思い起こさせてくれるというこです。
 http://www.youtube.com/watch?v=4Og-DP_kaAg

 今日は二ヶ月ぶりにセッションに参加しまた。途中からの参加でしたが、なんだか本当に演奏して楽しかったのです
。自分のセッション史上初めてかも知れません。またちょっと詰めて行ってみようかな、疲れたとか言い訳せずに、と思いました。

All of me
But not for me
Bluce
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ビギナー

 最近のヘビーローテーションです。スピッツの2010年の「シロクマ」とのシングルです。ゆうちょ銀行のCMでも使われていました。
 先が見通せない混迷している現在の日本を、決して声高にではないですが、プスリと突き刺すような曲だと思います。
特にサビの部分の歌詞はどうなっちゃてんだよ、と声を大にして言いたい政治家達への痛烈な皮肉だと思います。希望と理想を失わずに走り続けよう、という歌ですが、根底にはある種の諦念を感じます。ぱっと聴いたざっくりとした印象は、爽やかなのですけれど。名曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=FvCJvS0CMsE

ブラックスワン〜怯えるヒロイン

 ダーレン・アロノフスキー監督 2010年アメリカ  ナタリー・ポートマン主演
  
 久しぶりにホラー映画を観ました。スプラッタものではなくて、正真正銘のホラー映画だと思います。
 駆け出しのバレリーナであるヒロインが「白鳥の湖」の主役を射止めて、厳しい稽古、周囲の妬みや敵意、自分の内面との戦いをへて、初日を迎えるまでが物語の大筋ですが、なんとも観ていて肩が凝る映画でした。
 全体に70年代の「サスペリア」や『オーメン」を思い出させる雰囲気で、ヒロインはずっと何かに怯えている。こう怯えてばかりでは、とても大役など務まらないだろう、というくらいの怯えぶりです。痛々しいほどの痩せた身体で、砕けた笑顔ひとつ見せない、いつも額に青筋を立てるような表情で歩きまわるヒロインを見ているだけで、こちらは十分不安な気分になりました。一体何に怯えているのだろう?嫉妬渦巻くバレー団か、女性に手が早いという監督か。
 話が進んでいくと、彼女の家庭は母子家庭らしい、母親も昔はバレリーナだったこと、群部でプリマになることを夢見ていたけど妊娠してキャリアをあきらめたらしいこと。その時既に28歳だったこと。現在はどうやらエキセントリックな絵を描く画家であるらしいこと、娘を溺愛していて自分の夢を託していること、などが明らかになっていきます。
 ヒロインの部屋はもう十分成長した娘の部屋としては異様に見えるベビーピンクとぬいぐるみで統一されていて、眠れない時はバレリーナが踊るオルゴールをママがかけてくれます。十分成長した娘の帰りが少し遅いだけで、ひっきりなしに母から着信があります。
 ヒロインでなくても、おかしくなりそうです。      
 映画中、何度もヒロインの肩や指先から血がにじむシーンが出てきます。手先、つま先、肩、あらゆるところから血をにじませる。現実にヒロインの自傷行為もあれば、幻覚もある。公演初日を迎えるまでのヒロインは、もう本当に精神を病んでいます。壮絶です。
 この映画は、白鳥、黒鳥両方を演じる大役のプレッシャーに押しつぶされそうなバレリーナの話という体裁をとりつつ、大人になってゆく娘の母からの自立、母の意思を汲み取って無意識に抑圧してきた自身の自然な欲望、怒り、喜び、衝動を自分の殻をぶち壊して自分のモノにする、怯える少女から一人前の女性になる、ある意味死と再生の物語だと思いました。
 

阿佐ヶ谷ジャズストリート2

 阿佐ヶ谷ジャズストリートに10月26日に行きました。野口カルテット、山下洋輔+モアのことまで前回記しました。
 
 山下洋輔さんの神明宮でのステージが終わって、さてどうしよう、もう帰ろうかと思ったのですが、30分後に近くの教会でもうひとつカルテットがあったので、せっかくだから行って見ることにしました。
 最初の教会とはまた趣が違う場所でした。グランドピアノとウッドベースとドラム、パーカッションを置いてあってもなお十分なスペースがあり、ずらりと並んだ長椅子も余裕があり、前から二番目の席に腰掛けました。前の席に座っている人の中に先ほどの神明宮で私の隣に立っていた女性を発見して、本当にみんな渡り歩いているなぁ、と感心しました。
 
程なくして4人の男性が入場してきて、演奏が始まりました。前回のアルバムから、ということで、オリジナルを。というより、この鈴木良雄さん(ベース)のカルテットも、ほとんどオリジナルでした。
 タイトルは忘れてしまったのですが、結構どの曲も良かったのです。散々スタンダードを演奏して、アメリカに修行に行ったらどうも勝手が違う。スタンダードはわかった、でもお前の音は何なのだ、と言う事を考えざるを得なくなって、自分の音は自分の中にしかない、ということを強く思ったということです。66歳というお年のわりには背が高くて、ウッドベースの大きさに負けていないし、66歳ってまだ若いのだわ、と妙な感心をしました。
 このカルテットも、パーカッションがものすごく迫力があり、また叩いている人がちょっと格闘技系?と見紛う感じでした。フルートも大柄な年配の男性で、出される音は大変ふっくらとたっぷりとした、癇に障るようなところが一つもなくて、テクニックの成せる技もあるでしょうが、大きい身体というのも重要な要素なのだと思いました。
 ピアノの人は小柄な男性でしたが、とても的確な演奏をされて、しなやかな手の動きが印象的でした。鈴木さん曰く、アメリカでもこんな人は見たことがないというくらいの絶対音感の持ち主で、鈴木さんのオリジナルのアレンジもほとんどピアノの人がしているという事、ケイコリーのディレクターなどもしているということでした。
 鈴木良雄さんという方、ともかくよくお話をします。だからBass Talkというカルテット名なんだ、と合点がいきました。
 ひとつだけ、ちゃんと曲名をおぼえているのが「KOMA」という曲で、鈴木さんの出身地の木曽にある駒ケ根をイメージして作られたということで、やはりそのあたりの出身という森田和美さんと言うフルートの方も加わって、そのかたは篠笛も吹かれる方で、ともかく聴いていて私自身も大好きなあのあたりの風景や空気を感じられて、すっかり曲の世界に魅入られました。その篠笛は山で吹くと、自分が真っ黒になってしまうほど鳥が集まってきてしまうのだとか。この女性はとても感じの良い方で、本当に素敵でした。
 
 今回急に思い立って阿佐ヶ谷ジャズストリートに行ったわけですが、本当に楽しかったな、と思います。ジャズって、自由でこんなに楽しいものなんだと改めて思いました。一日券でこれだけ聴くことができたのですから、予定に無理がなければ、二日券を購入して二日間阿佐ヶ谷の街でどっぷりとジャズに浸かってみたいものだなぁと思いました。
 http://www.asagayajazzst.com/

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